楽しく飲んだ飲み会だったけど、翌日に二日酔いの症状に苦しむ人って多いですよね?
特に夏のビアガーデンが開いた時期や春のお花見や歓迎会シーズン、年の暮れの忘年会や新年会といった時期は飲み会が多いです。
二日酔いの症状が出たものの、休日に家族と出かけなければいけない・仕事に行かなければいけない時は憂鬱なもの
でも実は出てしまった二日酔いの症状を軽くする食べ物や飲み物、二日酔いの症状を予防するために食べる・飲んでおいた方がいい食べ物や飲み物があるんです。
つらい症状を少しすっきりさせたい人はぜひ参考にしてみてください
目次
二日酔いになってしまうメカニズム
二日酔いになると朝、起きた瞬間からくる頭痛や吐き気、だるさがありますよね。
どうして二日酔いになるとこのような症状が出るのかというと、アルコールはそのほとんどが肝臓へと運ばれて行きます。
肝臓に運ばれたアルコールは、「アセトアルデヒト」という毒性の強い物質へと分解されます。
ただ、アセトアルデヒトに分解できる量は、人によって処理能力が違います。
飲んだ量が多すぎて処理できない場合や分解酵素がもともと弱い人は二日酔い特有の症状が翌日に起きるというわけです。
お酒に強い人と弱い人がいる違いというのは、このアセトアルデヒトを分解する酵素があるのかないのか、肝臓の代謝機能の違いにあります。
一般的に日本人は、アセトアルデヒトがを分解する能力が弱いとされているので、二日酔いになりやすいです。
二日酔いの予防に”牛乳”は効果ない?
よく牛乳などの乳製品に含まれるたんぱく質がアルコールを分解するのに役立つ!
という事を耳にすると思います。
ただしその効き目は飲んでから2.3時間程度しかありません。
つまり飲み会中も牛乳を飲んでいないと、1次会程度しか牛乳の効果は得られないということ。
そうとは知らずに2次会、3次会をハイペースで飲んでいると、翌日二日酔いになってしまいます。
ただ翌日に二日酔いになってしまった場合、牛乳を飲むことで症状の回復を早めてくれます。
朝食時に何も食べたくない、飲みたくないと思っても牛乳1杯くらいは飲んでいたほうがいいですよ。
飲んだ日の寝る前に余裕があればやっておきたい二日酔い対策はこれ!
飲んで帰ってもしもちょっと余裕がある状態なら、二日酔い症状を軽減できる対策をしておきましょう。
それは水分補給!
飲んだ量と同じくらいの水を飲むのが良いとされていますが、どんだけ飲んだかわからない…
という人はとりあえず500mlくらいは飲んでおきましょう。
胃の中に入っているアルコールを水で薄める効果があります。
それに水をたくさん飲むことでトイレに行く回数も増えるので、早く体外へ排出することができます。
もしも冷蔵庫にスポーツドリンクがあるならそちらを飲んだほうが、塩分や糖分も入っている分、肝臓の機能を助ける働きがあります。
二日酔いになってしまった、二日酔い予防に効果が期待できる食べ物・飲み物
実は二日酔いの症状を軽減できる食べ物や飲み物はたくさんあります。
自分が揃えやすいもの、手に入れやすいものを基準にして、飲み会の前日位までには準備しておきましょう。
*くだもの編
- 柿
- スイカ
- 梨
- メロン
- 桃
- りんご
- グレープフルーツ
特に柿は二日酔いの症状を軽くしたり予防する成分が豊富です。
柿の中に含まれるタンニンはアルコールの吸収を妨げ、アセトアルデヒトを分解してくれます。
スイカや梨には利尿作用があります。
アルコールをより早く体外へ排出してくれる働きがあります。
もし何も食べたくない…うっかり準備するのを忘れてしまったという場合は、ニオイを嗅ぐだけでも効果があります。
グレープフルーツのにおいを嗅ぐことで胆汁が分泌され、アルコール分解を早めてくれます。
*貝類
- 牡蠣
- シジミ
- アサリ
二日酔いの時にはシジミやアサリのみそ汁がいい!と言いますよね?
インスタントみそ汁も売っていますので飲みやすいですよ。
*野菜編
- 大根
- トマト
- ブロッコリー
居酒屋で食べる時には適度にサラダも食べましょう。
トマトは弱った胃の粘膜を修復したり、リコピンがアセトアルデヒトの働きを抑制してくれます。
*居酒屋メニューである食べ物編
- 梅干し
- チーズ
- ナッツ類
- 豆腐
- 枝豆
何気なくメニューにある物の中にこう言った食材が使われているものってありますよね?
特にナッツや枝豆、豆腐はおすすめです。
ただしナッツ類はたくさん食べてしまうと高カロリーになるので気をつけましょう。
*飲み物編
- 牛乳
- コーヒー
- 緑茶
- 果汁100%ジュース
- ウコン
先ほども触れたように牛乳はおすすめです。
他には飲み会の前にウコンをコンビニで買って飲んでから向かうというのもいいです。
ただしウコンは漢方なので、合う合わないがあります。
はじめて飲む人は自宅で試してみてから使うほうが◎。
まとめ
さて、今回は二日酔いの症状を軽くする食べ物・飲み物についてご紹介しました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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