コーヒーで腹痛の原因は何故?治し方はある?

役立つ情報

コーヒーを飲むとお腹が悪くなる、下痢になるって事ありませんか?

家で飲む分にはいいのですが、外出先や人のお家で出された時には困ってしまいますよね。

いったい何故コーヒーを飲むと調子が悪くなってしまうのでしょうか?

このままコーヒーが飲めない!?

コーヒーでお腹が痛くなる、下痢になる原因やコーヒーを飲む方法をご紹介します。

コーヒーを飲むとお腹が痛くなるのは原因は何?

カフェイン飲料に弱い体質

まず確認しなければいけないことは、

コーヒー以外の飲み物を飲んでもお腹は痛くならない?

ということです。

他にお腹が痛くなる飲み物があるとしたら、その特徴をメモしてみてください。

きっと共通点があるはずです。

お腹が痛くなる飲み物の中に、

  • コーヒー
  • 玉露
  • 抹茶
  • ココア
  • コーラ
  • 紅茶
  • 緑茶やウーロン茶
  • エナジードリンク等の清涼飲料水

が入っている人は、カフェイン飲料に弱い体質の可能性があります。

それぞれの飲み物のカフェイン量は以下の通りです。

カフェイン量(100ml当たり)
レギュラーコーヒー(浸出液) 約60mg
インスタントコーヒー 約80mg
カフェインを多く添加した清涼飲料水(エナジードリンク等) 約32~300mg
玉露 約160mg
煎茶 約20mg
紅茶 約30mg
ウーロン茶 約20mg
コーラ 約10~13mg
ほうじ茶 約20mg
玄米茶 約10mg
ピュアココア 約10mg

参照元:日本食品標準成分表2015年版(七訂)

カフェイン入りの飲み物を飲むと、交感神経が刺激されます。

交換神経が刺激されることによって、胃液の分泌量が増えます。

そのため胃酸が増えて胃が荒れるわけです。

特にお腹が空いている時にカフェイン入りの飲み物を飲むと、胃液の粘膜が炎症をおこしやすくなります。

過敏性腸炎

おへそを掃除したらお腹が痛くなる

コーヒー以外の飲み物、食べ物でもお腹を壊しやすい、下痢をしやすいという人は過敏性腸炎なのかもしれません。

普通の人がカフェイン入りの飲み物を飲んだとしても大きな害はありません。

ただ、過敏性腸炎の人がカフェイン入りの飲み物を飲むと胃は刺激物と認識してしまうため、腹痛や下痢を引き起こします。

過敏性腸炎の原因についてはまだ詳しくはわかっていません。

ストレスを抱えやすい人は、ちょっとの事でも腸炎が悪化しやすいので特に気をつけましょう。

コーヒーが酸化している

家で豆を挽いてコーヒーを楽しんでいる人は、豆の消費に注意しましょう。

コーヒーは酸化しやすいです。

コーヒー豆の酸化は、コーヒー豆が含んでいる油脂分が、焙煎により酸化し易い状態になり、3週間経過後は酸化がひどく、科学調味料を思わせる酸味、腐敗したような酸っぱい味になります。

参照元:http://www.nishiyama-coffee.co.jp/

豆や粉の保存方法としては冷凍保存が一番鮮度が落ちずに保存できるそうですよ。

牛乳でお腹が悪くなっている

コーヒーをブラックにして飲むのでなく、牛乳を入れてカフェオレ状態にして飲むとお腹が悪くなる。

という人は、牛乳が体質に合わない可能性があります。

小さい頃は牛乳を飲んでもお腹が痛くならなかったのに、大人になるにつれて牛乳を飲むとお腹が痛くなる。

そんな現象は「乳糖不耐症」と似ています。

牛乳に含まれる乳糖が腸で吸収できないために起こる腹痛で、日本人には多いといわれています。

乳糖は哺乳類の乳の中に含まれているので、コーヒー単体で飲んでもお腹は大丈夫!という人は豆乳には乳糖は含まれていないので、豆乳で割ってみましょう。

コーヒーでお腹が痛くなる!を予防する方法

薄めて飲む

コーヒーを飲むときにお湯を少し多めにいれてアメリカンコーヒーを楽しむのもいいですよ。

少し多めのお湯でコーヒーを入れることで、コーヒーの苦みを和らげてくれます。

カフェインレスのコーヒーを飲む

最近ではカフェインレスコーヒーも増えてきました。

以前はコーヒー独特の苦みや酸味が薄く、

「なんか違う」

という味わいでしたが、だいぶ通常のコーヒーと同じような味わいになってきました。

スターバックスで、カフェインレスコーヒーを注文することができます。

注文するときには「デカフェ」で大丈夫なので、お願いしてみましょう。

少し冷めてから飲むようにする

人によっては、熱いコーヒーがダメだという人もいます。

そんな人は80度~85度くらいに冷ますと大丈夫という人もいるので、試してみましょう。

猫舌の人にとってはこの温度でも熱いので、自分で大丈夫と思える温度で大丈夫ですよ。

ミルクを入れる

牛乳(または豆乳)で割ってカフェオレにすることでまろやかな味わいになります。

コーヒーの酸味や苦みが苦手な方にもおすすめ。

牛乳には胃の粘膜を保護し、カフェインから胃を守ってくれます。

重曹を少し入れて飲む

ブラックコーヒーに食品用の重曹を一つまみよりも少ない量の重曹を入れるといいです。

重曹は弱アルカリ性なので、酸性のコーヒーにいれることで中和されるので飲みやすくなります。

重曹は掃除用もあるので、購入する際には「食品用」のものを買いましょう。

まとめ

さて、今回はコーヒーを飲むとお腹が痛くなる理由についてご紹介しました。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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