人前でプレゼンするとき、恋人ができて初デートをする時、スポーツをしている時、受験で大切なテストをする時、電話をとったり、面接を受けたり…
緊張してしまう場面ってかなり多いですよね。
手汗が多くなったり、息が浅くなったりと身体面でも緊張の症状が出てくることもあります。
適度な緊張はパフォーマンスが上がるのでいいのですが、恐怖を感じてしまうような緊張はよくありません。
今回は、緊張をほぐす方法をご紹介します。
緊張やあがり症は急には治りません。
日々の心構えや訓練が必要です。少しでも緊張症状を改善したいと思っている方はぜひ読んでみてください。
目次
緊張(あがり症)をほぐす方法
あがり症は急に克服することは難しいです。
そう、まったく緊張しないという人はいないんです。
日々の積み重ねによって緊張の度合いは徐々に低くなっていきます。
緊張をとる訓練法は3つの事を意識することにあります。
①人間は失敗するものなんだ
失敗することは人間として当たり前のこと。
ただ開け直れる人って意外と少ないものです。
自分の事をもう少し、寛容な目でみてあげてください
失敗しても大丈夫です!
失敗を恐れる事で、余裕をなくしていませんか?
②自分が思っている以上に他人は他者に興味がない
緊張するということは、
失敗する自分を他人に見られたくない
と思っていませんか?
自分が犯してしまったミスを他人は面白おかしく噂するんじゃないか
ずっとクスクス笑われるんじゃないか
でも他人のミスなんかはすぐに忘れてしまいます。
大きなミスと思っているのは、自分だけということってけっこうあるんです。
③失敗してしまった時の対処法を考えておく
予期せぬ失敗をしてしまった時って焦ってしまいますよね?
焦ってワタワタすることで、中々本来の自分へ軌道修正することは難しくなります。
事前に、
- 失敗してしまったらどのように反応しようか
- どのようにやり直そうか
という事を考えておくことで、失敗してしまってもシミュレーションできているので早く落ち着けます。
④呼吸法をマスターする
緊張しはじめると息が浅く、心臓もドキドキしてしまいます。
そんな時こそ目を閉じて息を深く吸って、ゆっくり吐き出す深呼吸をしましょう。
何度か繰り返すことで呼吸や心拍数も落ち着いてきます。
こんなのであがり症は克服できるの?
と半信半疑な人は、以下を読んでみてください。
これらのトレーニングがなぜ大事なのかがわかると思います。
緊張するメカニズム
*緊張する原因
緊張すると症状として、
- 汗をかく
- 喉が渇く
- 顔が赤くなる
- 動悸
- 体や声が震える
- トイレが近くなる
- 吐き気
といった具合で表立って出てきますよね?
そもそも緊張状態は、血液中の「ノルアドレナリン」が過剰に分泌されることで起きます。
このノルアドレナリンは、緊張したときはもちろん不安に感じた時も同じように出てきます。
不安に感じる時って、緊張した時と同じような症状がでてきませんか?
ノルアドレナリンは交感神経を活発化させます。
交感神経が活発化することで、血圧が上がる、体温が上がる、心拍数が上がります。
どうですか?
緊張の症状に直結していますよね?
緊張しやすい人の特徴
では、緊張(あがり症)も強く感じる人と全く平気な人って分かれます。
あなたはどちらですか?
ププリンはどちらかというと緊張しやすいタイプの人間です。
人前で発表するときなんかは、何回も原稿に目を通したり、発表することをシミュレーションしたりします。
それでも胸はドキドキするし、手汗もひどいです(-_-;)
緊張するときのシチュエーションって身近なところでいうと、
お仕事をしている人なら人前でプレゼンしたり、電話応対でもドキドキします。
恋人ができた人なら初デート、スポーツをしている人なんかは記録や試合の勝敗にも関係している時や注目を浴びている時(バドミントンで羽を打つ時等)、受験生なら大事なテストを目前にドキドキ。
仕事を探している就職活動中の人は、面接前や面接官を前にしたときには緊張しますよね。どれもあるあるじゃないですか?
こういったあがり症タイプの人の特徴としては、
「人前が恥ずかしい」
「みんなの前で失敗したくない」
「失敗してしまったらどうしよう…怖い」
「みんなにすごい・がんばったと思われたい」
という意識が少なからずあるからです。
周りの人の反応を強く意識してしまいがちではないですか?
自意識過剰と言われればその通りなんです笑
そして自分が「緊張している状態である」というのを人に悟られたくないので隠そうとして、さらに緊張するといったループにはまります。
逆に緊張をあまり感じない人というのは、
「失敗してもどうにかなる」
「この人達とはもう会わないから恥をかいても平気」
「失敗するわけがない」
という風に、緊張するタイプの人とは逆に「どっしり構えているタイプ」といえます。
緊張は悪い事ばかりではない!
ただこれまであがり症の人はまるで悪いという感じで書いてきましたが、悪いことばかりではないんです(‘ω’)ノ
目上の人から
「緊張感を持て!」
「緊張感が足りない!」
とお叱りの言葉をもらう人は、集中力が足りていないわけです。
逆に緊張感がある人は、目標に意識を集中させ自分の持てる力をすべて出そうとします。
それにミスをしないように注意深く観察することもできますよね。
結果として自分の力以上のパフォーマンスを披露することができます。
ただし、緊張しすぎて息が上がって息苦しい、倒れてしまいそうだ、顔色が悪いという症状の場合は、良い緊張とは言えません。
だって、いいパフォーマンスが明らかにその状態ならできませんものね(-_-;)
過度の緊張は、あがり症ではない?
緊張というのは、だれでも少なからず感じます。
ただ緊張するあまりに、そういった場面や場所に行きたくないと避けてしまう事はありませんか?
スピーチをする時なんかはもちろん緊張しますよね?
でもあまりに緊張をしてしまって、恐怖すら感じる。
恐怖心で支障が出るという場合は緊張ではなく「社会不安障害」という病気の可能性もあります。
意外と国内でもこの病気にかかっている人は多いのですが、病気という認識があまりないために自分がそうなんだと自覚症状がない人が多いようです。
社会不安障害はそのまま放って症状が進行すると、うつになることもあります。
あまりに強い緊張を感じて悩んでいる人は一度、心療内科に行ってみるのもいいと思います。
まとめ
さて、今回は緊張をほぐす方法についてご紹介しました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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