就職活動中の人、スーツでお仕事をしている人は革靴を履く機会がほとんどですよね?
女性もパンプスやブーツといった革製品の靴を持っている人は多いです。
でも、革製品ってツヤツヤピカピカであってこそいいのであって、薄汚れた革靴を履いていると
「この人に仕事任せられるかなぁ?」
「え…汚な!!だらしないのかなぁ」
って印象を与えてしまいます。
高い革靴は買えないから…と思っていませんか?
なにも高い靴だからツヤピカが保てるわけではありません。
安い革靴でもお手入れ次第では、買った時の風合いを長持ちさせることができます。
今回は、革靴のお手入れ頻度、風合いを保つポイント、革靴のお手入れ方法を紹介します。
雨に濡れた場合やカビが生えてしまった場合、においがついてしまった時の対処法もあわせてまとめています。
目次
革靴のお手入れ頻度はどの位がいいの?
革靴のお手入れ頻度は時間がない人は「月に一回」
時間がある人、お気に入りの革靴を履いている人は「週に一回」
がおすすめです。
週に一回なんて無理!
と思っている人もいるかもしれませんが、簡単にホコリを落とすだけでも大丈夫です。
お仕事がお休みの日に風通しのいい場所に置いたり、ホコリを払ったりするだけ!
月に1回は、クリームを塗ったりして保湿をします。
お手入れを適切にすることで、風合いが保てたり、ニオイをリセットさせたり、表面の汚れを落とすことで美しく保つことができます。
意外と靴って見られていますからね。
革靴の風合いを保つポイントは?
革靴を買った時の風合いを保つためのポイントはいくつかあります。
*毎日同じ靴を履かない
革靴って何足持っていますか?
一足をとにかく履き倒す派ですか?
でもそれはあまりおすすめできる履き方ではありません。
革靴は複数を毎日ローテーションで履きまわすほうが長く風合いが持ちます。
1日履いて、休ませる、別の靴を履く、休ませる、また別の靴を履く、休ませる、最初の靴を履く…
同じ靴を履きまわしていると、ニオイもつきやすく十分に乾燥させることができません。
*シューキーパーを入れる
靴を休ませるときには、履き癖をしっかり伸ばしてから収納します。
しわが寄ったりしている箇所はありませんか?
そんな履き癖やしわを伸ばすのに便利なのが「シューキーパー」です。
毎日同じ靴を履くと、休ませる暇がないので、しわがより深く寄ってしまい中々元に戻らなくなってしまいます。
できてしまった革靴のシワは早めに対処しましょう。
*優しい力で磨く
革靴を磨くときにセッセと力を入れてゴシゴシ磨いていませんか?
革靴はお肌と一緒。
優しい力で丁寧に磨いていきます。
それだけでもピカピカになりますよ。
*革にも保湿が必要
革はクリーム等を使って適切に保湿しないと乾燥して割れやヒビが入ってしまい、劣化が早くなります。
保湿剤を使って磨くことで、受けたダメージを早く回復させることができます。
道具は何が必要?革靴の手入れのコツ
お手入れに必要なものはそろっていますか?
革靴を磨いたことがないという人は、ぜひ革靴のお手入れグッズを確認してみてください。
≪革靴をお手入れする道具≫
・古布(保湿するクリームを塗った後に余分なクリームをふき取る、仕上げ磨きに使用)
・ほこりや泥を落とすためのブラシ
・クリームを塗るためのブラシ又はハケ
・保湿用のクリーム
靴屋さんに行くと古布以外はだいたいそろっています。
たくさん種類が置いてある場合は、店員さんに聞くと詳しく教えてくれますよ。
≪革靴の磨き方≫
- まずは革靴の中にゴミが入っていないか裏返しにして取り除く。
次に、表面や底についているホコリ、泥をブラシで払い落す。 - 古布に保湿用クリームを取って革靴にのせ、クリームを塗るためのブラシやハケで伸ばしていきます。
- 全体的に保湿用クリームを塗ったら、古布で余分なクリームを取り除いていきます。
ふき取る時は優しい力で。 - 仕上げを同じ古布で磨いていきます。
靴を履きます。
古布の両端を手で持ち左右に擦りつけるように磨いていきます。
靴を履いた状態で磨くほうがやりやすいですよ。
≪革靴ににおいがついている場合≫
*10円玉を靴の中に入れる
銅の殺菌効果によって、菌の増殖を抑えてくれます。
*重曹を入れる
お掃除グッズとしても人気の重曹はにおい消しにもなります。
粉末なので、通気性のいい小さい袋に入れると粉が靴下やストッキングにつきません。
*消毒用エタノールで拭きとる
革靴の内側を消毒用エタノールを布に含ませて拭き取っていきます。
揮発性のあるものなので、水残りがなくきれいに仕上がります。
≪靴の中の湿気を取り除く≫
足も汗をかきますよね?
その水分は靴下が大半を吸い取りますが、靴下が湿ってしまいます。
その湿り気を靴が吸い取るわけです。
これが雑菌が増え、ニオイやカビのもとになってしまいます。
家に帰ったら、
- 風通しのいい日陰に干して乾燥させる
- 木炭を靴の中に入れて水分を取る
- おせんべいや海苔に入っている乾燥剤を靴の中に入れる
と靴の中の水分を取り除くことができます。
≪雨に濡れている場合≫
外回りをしている時に急な雨に降られて革靴が濡れてしまう事もありますよね?
そのままにしておくと、カビが生えてしまうかもしれません。
雨に濡れた場合は、とにかくその水分を取り除くことが重要です。
- いらなくなった新聞紙(なければチラシでも)を丸めて靴の中に入れる。
- シューキーパーを入れて靴の形を整える
- 日が当たらない、風通しのいい場所に置き乾かす
また早く乾かそうと天気の日、日の当たる場所に置いておくとひび割れてしまいます。
≪革靴にカビが生えている場合≫
久しぶりに革靴を箱の中から出した、雨に濡れたまま放置していたら
革靴にカビが生えてしまったー!!という人
まだ対処法がありますよ。
カビが生えてしまった時に大事なことは、カビの除去と除菌。
せっかくカビを取り除いても、またすぐにカビが生えてくるのでは意味がありませんし、取り除く時にカビが残っているのも嫌ですよね
用意するものは、
- 古布3枚、重曹、革靴用の除菌スプレー、保湿クリーム、シューキーパー、ビニール袋
革靴のカビ除去方法は、
- 古布を軽く濡らしてから重曹を付ける。革靴についているカビををふき取る。
古布にはカビがついているの、胞子が飛ばないようにビニール袋に入れて捨てます。 - 革靴用の除菌スプレーを古布に吹き付けて、革靴を拭く。
革靴用の除菌スプレーと書かれていても、色落ちの原因になる場合があるので、古布に一度吹き付けてから拭く、目立たない場所で試してから直接吹き付けるという方法があります。 - シューキーパーを入れて風通しの良い日陰で乾燥させる。
- 靴をよく乾燥させたら通常のお手入れ方法をしていく。
保湿クリームを古布につけ、優しく磨いていく。
まとめ
さて、今回は「革靴」をきれいに手入れする方法についてご紹介しました。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
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