エモーショナルイーティングの克服法とは?お腹がいっぱいなのに食べてしまう原因

ダイエット

満腹なのに、自分の食欲をコントロールできず、気づけば食べ物に手が伸びてしまっている

お腹いっぱいに食べたのに、甘いものが食べたいなぁ

そんな状況ってありませんか?

これ誰にでも経験あると思うんですが、実はエモーショナルイーティングと呼ばれる症状の一つ

エモーショナルイーティングは自分の食欲を上手にコントロールすることができません。

ダイエットがうまくいかないばかりか、最悪、拒食症や過食症になってしまう事もある危険性があります。

今回は、お腹いっぱいなのに食べ物を食べてしまうエモーショナルイーティングの症状や原因、食欲をコントロールする方法をご紹介します。

 

お腹いっぱいなのに「何か食べてしまう」という事ないですか?

ごはんを食べて満腹になったはずなのに、ついついお菓子に手が伸びてしまう…

そんなことってありませんか?

え!?毎日?

たまにある?

別腹でケーキもいっちゃう??

そう、この「満腹なのに食べてしまう」という行為は、だれにでも起こる現象です。

この現象を「エモーショナルイーティング」と呼びます。

近年、アメリカで認知が始まっているこの行動、実は気づかないうちに習慣化してしまい、それが自分ではなかなか気づかない中毒性を持っています。

お腹いっぱいなのに食べてしまう…「エモーショナルイーティング」の特徴

エモーショナルイーティングは、自分では気づかないうちに習慣化してしまいます。

過食症や拒食症といった極端な例とまではいかないですが、そのきっかけともなってしまう行動。

自分で最近、食欲がコントロールできないなぁと思う事はありませんか?

自覚症状が起きにくいこの行動の特徴は、食事のあとなのに

  • 濃い味付けのものを選びがち
  • 甘いものが食べたくなる
  • 食べる量が自分で最近増えたなぁとわかっているのにセーブできない
  • お腹は空いていないのに食べてしまい我慢できない
  • 無意識に何か食べている

これらの特徴をすでに持っている人は、エモーショナルイーティングが習慣化してしまっている可能性があります。

エモーショナルイーティングの主な原因とは?

①ストレスをかかえている

エモーショナルイーティングの大半の原因は「ストレス」と言われています。

イライラしたときに無性に甘いものが食べたくなったりしませんか?

これは、食べることによってストレスを一時的に解消しようとする心の現れ。

ストレスが溜まって、脳がうまく指示が出せなくなると、食欲がコントロールできなくなります。

そうすると、

食べたくないのに食べる

お腹いっぱいなのに食べる

なんか食べたい

何か口にいれていないと口さみしい

という状態になっていきます。

ストレスを強く感じるとドーパミンが分泌され、セロトニンは減っていきます。

すると何が起きてくるのかというと、

満腹を感じなくなり、ドンドン食べる

食べていないとイライラしてしまう

そして、過食にドンドンはまってしまうという事になります。

②栄養が偏っている

何か無理な食事制限をしていませんか?

身体的な理由で食事制限をしなければいけない場合を除いてダイエットだったりの理由の場合は、栄養が偏っている可能性があります。

人間は、本能で必要な栄養素を取り入れる傾向にあるので、それが満たされていないと取り込もうとして食欲がわいてきます。

何か食べたいと思っていても、お菓子を食べただけでは気が収まらないのは、それが必要な栄養素ではないからです。

生理前になると食欲がわいてくる人は、PMS(月経前症候群)が関係しています。

しっかり食べていないと、月経が始まったときに必要な血液やエネルギーが不足してしまうため脳が食べるように指示を出すわけです。

③寂しさを食べて埋めようとしている

何か熱中できるようなものを持っていますか?

何もない…何も趣味がない…何にも熱中できるものがない…

そんな人の場合は、いつも手持無沙汰な状態。

なんか口寂しい…

何か食べようか…

と感じている寂しさを食べることで解消しようとします。

エモーショナルイーティングの怖さは、これらの原因を「食べること」で一時的に解消している事にあります。

問題の根本的な解決はされていないのに、食べることで発散させ、さらに問題が起きた時に食べる。

そして最終的に過食症拒食症になってしまう危険性があります。

ニセモノの食欲をコントロールする方法

①たくさん噛む

噛む回数は自分で決めていいんですが、理想としては20回~25回程度噛むのがいいようです。

噛むことで満腹感が得られます。

②食べ物特集を避ける

おいしそうな食べ物の特集をしているテレビを見ると、お腹がグー。

雑誌をめくるとグルメ特集…

ちょっとやばいなと感じる時は、テレビや雑誌でグルメを取り扱っているものを断ちましょう。

③無理な食事制限をしない

不足している栄養素を食べてほしいために脳からの指示があるだけじゃなく、食べられないストレスを感じてしまいます。

ファストフードは食べない!

肉は食べない!

お菓子は食べない!

疲れませんか?

制限している時に問題なのは「」。

〇〇分だけ!と決めたらその分しかテーブルに出さない。

そして目に入るところにはおかないようにする!

④本当に食べたいものを食べる

ムダに食べてしまうのは、適当にあるものを適当に食べているからです。

自分が本当に食べたいものはなんですか?

肉が食べたいのに、野菜で満たそうとしていませんか?

お腹はいっぱいになるかもしれませんが、食べたかった肉が食べられなかったのでいつまで経ってもモヤモヤ…

結局、また他のものに手が伸びてしまう繰り返し。

それだったら最初から食べたかった肉を食べましょう。

⑤迷ったら高いほうを選ぶ

スーパーで買い物をしている時に

「本当はAが欲しいけど高いからなぁ…安いこっちにしよう」

と妥協していませんか?

これも本当に食べたいものにはつながっていませんよね?

高いものの方が欲しかったのならそちらを食べましょう。

そのほうがおいしいし、安いものよりも量は減るかもしれませんが満足感は得られます。

⑥日記をつける

自分で自分の食欲がコントロールできないのなら、視覚的にやばい状態を理解するために食事ノートをつけましょう。

食べたものをすべてメモやノート、アプリに書き出していきます。

後から書き出したものを見て反省。

何か偏った食べ物やくせ、ダイエットがうまくいかない理由がみつかるかもしれません。

⑦熱中できるものを見つける

何か夢中になっている時って、食欲を感じなくないですか?

集中できるものをみつけると、意識がそこへ向かいます。

脳も心地いい状態を維持するために、食欲が出ないようにコントロールしてくれます。

まとめ

さて、今回はお腹いっぱいなのに食べてしまう「エモーショナルイーティング」についてご紹介しました。

最後までお読み頂きましてありがとうございました。

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