好きな人と手を繋ぐときに手汗が気になる
人前で発表があるのに、わき汗や顔汗が心配になる
など汗をかきたくない時ってありますよね?
そんな時に役立つのが、汗を止める・抑える方法です。
実は皮膚圧反射の原理を利用することで、汗を抑えることができます。
この方法を知っていれば、人にバレずに汗を抑えることができるので、汗をかかないように強く意識することも減るはずです。
体をすぐに冷やす方法や汗の量が急に増えて注意しなければいけない病気などまとめてご紹介します。
目次
汗が出てくる仕組み
汗ってたくさん出るとニオイも気になるし、服もじめっと不快な気持ちになりますよね。
私たちの体の汗には3種類あって、
- 熱を体外へ放出するための汗
- 緊張したり、不安になったりなどの精神的な問題の時に出る汗
- 辛い物を食べたきに出る汗
とあります。
一番多く身近なのは、暑いときにでる汗ではないでしょうか?
熱い時に出る汗は、体内にこもる汗を体外に出して体温を一定に保つ働きがあります。
ただ、
ちょっと今は人前だから汗が出すぎると恥ずかしいな
汗じみをかきたくないなぁ
顔に汗をかいてしまったらメイクが崩れる
彼女・彼氏と手を繋ぐのに手汗が嫌だ
という時にできる汗を止める方法を次項でご紹介していきます。
汗を抑える・止めるツボの場所や方法
体のすべての汗を止める、完全に止めるという事は難しいですが、
【汗が出ないようにする】
という事は可能です。
それが「皮膚圧反射の原理(半側発汗(はんそくはっかん)」を利用することです。
皮膚圧反射の原理(半側発汗)とは、体の一部分に圧を加えて汗をかきにくくすると、別の圧をかけていない部分で汗をかきやすくなるという方法。
つまり、下半身で汗をかかないようにすると、別の部分(上半身)で汗をかきやすくなるという事です。
顔・わき汗を止める
顔やわきの汗を止める方法に役立つのが【大包(だいほう)】というツボを押す方法です。
大包(だいほう)の場所は、わきに指をそろえて差し込んだ時に小指が当たる部分。
ちょうど乳首の高さ位の場所に小指が来ると思います。そこです!
指でギューッと押さえても効果はありますが、女性はブラジャーのホックをいつもよりも1つきつくするだけでも効果が得られます。
舞妓さんや着物を着た人が夏場でも汗をかいていないのは、帯で大包を締めているからと言われています。
手の汗を止める
デートの時に手汗が心配という人は、【労宮(ろうきゅう)】のツボをお試しください!
労宮(ろうきゅう)の場所は、ギュッと手を握りしめたときに中指が当たる部分。
この場所をギューと5秒ほど押して離す、また押すをお好みの回数繰り返す。
上半身全体の汗を止める
上半身の汗を止めるのに役立つのは肋骨の一番下あたりの位置を圧迫する方法。
ズボンやスカートをハイウェストにしてベルトを締めるといいですよ。
専用のベルトも売っています。
下半身の汗を止める
逆に下半身の汗を止めたいという人は、左右の腰をつねるようにして押す方法があります。
ローライズのデニムやパンツを履くと、ちょうど腰を圧迫するのでいいですよ。
汗よ引け!ペットボトルや缶ジュースで簡単に体を冷やす方法
汗を止めたり、抑える方法には、体を早く冷やすことも大事です。
熱中症予防にもなるので、体のどの部分を冷やせば体が早く冷えるのかを知っておきましょう。
保冷剤やアイスピローなどの冷やす事を目的としたアイテムがなくても、体を冷やすことができます。
それが冷えたペットボトルや缶ジュース。
体を急速に冷やしたい場合は、
- 足の付け根(大腿部)の内側
- 膝裏
- わきの下
- 鎖骨
- 首筋
- 手首の内側
このいずれかを冷やすと体を早く冷ますことができます。
この6か所には太い血管が通っています。
太い血管が通っている部分を冷やすことで、血管が冷えて、体に冷たい血液が流れていき、体温を下げることができます。
ハッカ油スプレーで人にバレずに体の火照りをスッと冷ます!
ペットボトルや缶ジュースだと体が熱くなるたびに買ったり、保冷バッグから取り出したりしなければいけないし重いですよね。
そんな時に便利なのが「ハッカ油」です。
市販で売られているハッカ油を薄めて使うのでコスパ的に◎、そして一回塗るだけでかなりスッと冷えます。
ハッカ油スプレーの作り方は、
スプレー容器に精製水(または水道水)を入れて、その中にハッカ油を5滴ほど入れるだけ。
使う時に容器をよく振って使います。
雑菌が心配な方は、エタノール(無水エタノールでも消毒用エタノールでも可)を混ぜるといいですよ。
水とハッカ油を混ぜる時には、水にハッカ油を混ぜるようにします。
ハッカ油に水を混ぜようとしてもなかなか混ざりにくいので、水にハッカ油を混ぜるようにします。
急に汗が増えた時に気を付けなければいけない病気
*バセドー病
バセドー病になると体内の代謝が促進されます。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、たくさんの汗をかきます。
*自律神経失調症
自律神経がストレスや寝不足によって乱れてしまう事で、体が休まらなければいけない時に脳が活発化してしまう事で大量に汗をかいてしまう。
*血液の病気(白血病や結核など)
特徴として寝汗が増える場合に白血病や結核が疑われます。
寝汗にも特徴があり、ベタベタした汗でにおいもアンモニア臭がします。
汗の量も布団がぐっしょりなるぐらいの量が出ます。
*更年期障害
通常の量の女性ホルモンが出ている状態なら発汗を抑えられていますが、更年期障害になると女性ホルモンが減ってしまうので汗が増えます。
特によく知られているのが、「ホットフラッシュ」と呼ばれる頭部や上半身など局所的に汗をかく特徴があります。
まとめ
さて、今回は汗を止める・抑える方法についてご紹介しました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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