寒い時期になると、温かい飲み物を飲んで体を温めようとしていませんか?
冷え症の人や妊娠中の方、体を冷やしたくない方はただホットドリンクを飲めばいいわけではありません。
飲み物によっては、飲んだ時は温かくても逆に体を冷やしてしまう飲み物があります。
お酒を飲んで体を温めよう!としている人も要注意。
今回はホットドリンクでも逆に体を冷やしてしまう飲み物と体を温める飲み物、飲むタイミングについてご紹介します。
お風呂に入っても体が温まらない、夜、寝る時に足が冷えて中々眠れないといった冷え症の人は特に要チェックです!
目次
実は温かい飲み物を飲むだけでは、体は温まらない
冬は体を温めたいからホットドリンクを飲んでいる!
これで体もぽっかぽか♪
なんて思っていませんか?
実はこれは間違いです。
温かい飲み物を飲んで一時は体が温まったとしても、すぐに体が冷たい、手足が温まらなくなってきます。
そう!温かい飲み物を飲めば、なんでも体が温まるわけではないんです。
逆に温かい飲み物なのに、体が冷えてしまうものまであるんです。
温かい飲み物が胃腸に入って温かく感じるというのは一瞬で、体の末端の冷えを取ってくれるというのはまた違うのです。
体を冷やしてしまう飲み物
熱い飲み物を飲んだとしても、実は瞬間的には体が温まるけど、継続的には体が温まらない飲み物があります。
それが、
- コーヒー
- 緑茶
- 牛乳、豆乳
- 清涼飲料水
- 白ワイン
- 焼酎
- ビール
- ウィスキー
- 果物、野菜ジュース
- 白砂糖がたくさん入った飲み物
これらの飲み物は温めても常温の状態でも体を冷やしてしまいます。
お酒に関しては飲むと体が温まる!と勘違いしている人もいるかもしれませんが違います。
お酒でも原料の違いによって体の温まり方は違うんです。
麦でできているビールは体を冷やし、米でできている日本酒は体を温める特徴があります。
またお茶の場合は、発酵の度合いによって違いが出てくるので、お茶を飲めばOKというわけではないので注意が必要です。
体を温める飲み物はこれ!夏でも冬でも積極的に飲もう
- しょうが湯
- 黒豆茶
- ほうじ茶
- 紅茶
- ウーロン茶
- 赤ワイン
- 日本酒
- 紹興酒
しょうが湯の味が苦くて苦手という人は、はちみつをいれるといいですよ。
糖分でも白砂糖と違って、はちみつは体を冷やしません。
他にも糖分が欲しい時は白砂糖を使うよりも
- はちみつ
- 黒砂糖
- メープルシロップ
を使うといいですよ。
飲み物や食べ物のアクセントに使う「シナモン」も体を温める効果があります。
香りづけや風味を足したい時に便利です。
風邪気味のときに葛根湯を飲む人は、成分表を見てみてください。
その中に「桂枝(ケイシ)」というのがあります。
実はこれはシナモンと同じなんです。
スタバのセルフトッピングにシナモンは置いてあるので、温まりたい人は1.2振りしてみてください。
体を温める飲み物の飲み方やタイミング
朝一番
寒い時期なんかはずっと布団の中にいたいと思いますよね。
そんな時には寝起きに、先ほど挙げたような体を温める飲み物を飲んでみましょう。
朝一に飲むことでその日一日体がポカポカしやすいです。
体の起動も、すばやく温める事で水分と温かさが体に染み渡るので、いつもよりも楽に動けますよ。
朝起きてすぐというのが難しい人は、朝ごはんを食べながらでもOK。
お風呂入る前
熱いお風呂に入ったとしても、
- 手足の先が冷たい
- すぐに体が冷えてしまう
という人はいませんか?
そういう人は、お風呂前に体が温まる飲み物を飲んでから入浴しましょう。
お風呂前に飲むことで、お風呂上りに体が冷えるのを防いでくれます。
ただし、入浴前の飲酒は危険なのでやめましょう。
寝る前
夜、寝る時に布団の中に入っても
- 中々、体が温まらない
- 手足のが冷えて眠れない
- 体の冷えで、夜中に目が覚める
こんな状態の人は、眠りが安定しないので疲労も回復しにくいですよね?
そんな時には眠る前に体を温める効果のある飲み物を飲んで眠りましょう。
体が温まりぐっすり眠れるので、翌朝に疲れが取れてすっきりと目覚めることができます。
まとめ
さて、今回は体をあたためる飲み物と飲み方についてご紹介しました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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