冷えは万病のもと!
でも意外と冷え性がなぜ体に良くないのかという事を知らない人が多いですよね。
冷え症を放っておくと、肌トラブルの原因にもなってしまいます。
お金を掛けずに、お風呂で手軽に冷え症を改善する方法をご紹介します。
冷え性が何故よくないのか、冷え性になってしまう原因もまとめてみました。
目次
冷え性はなぜ体に悪いのか?
冷え性は女性に多いと思われがちですが、男性ももちろん悩んでいる人がいます。
ただ単に体が冷えると思っていたら大間違い!
冷え性は、免疫力も落ちやすいので、風邪をひきやすくなるだけじゃなく肌の状態も悪くなります。
冷え性によって血行が悪くなるので、体に必要な栄養が回らず、老廃物も上手に排出することができなくなります。
そのため、
- ニキビができやすくなる
- 肌が荒れやすくなる
- 肌のかさつき
- 乾燥
- くすみ
という風に、肌トラブルの原因にもなってきます。
女性の敵ですよねまさに( ;∀;)
冷え性になってしまう原因
ではなぜ冷え性になってしまうのでしょうか?
冷え性になる人・ならない人と差がありますよね?
できれば先ほど触れたようなデメリットばかりなので、なりたくないものです。
冷え性になってしまう原因として挙げられのは主に5点。
①ファストフードの食べ物やお菓子を多く食べている
ついお手軽だからとファストフードや甘いお菓子をよく食べている人は要注意。
これらの食べ物は体が冷えるだけでなく、血液もドロドロになってしまい血行が悪くなってしまいます。
②運動不足
日頃から運動をしない人は、筋肉量が少なくなってしまいます。
筋肉の量が減ってしまうと、代謝が減り、免疫力も減ってしまい、自律神経が乱れてしまいます。
③自律神経が乱れている
自律神経が乱れると、毛細血管が縮こまってしまい血行の流れが悪くなります。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類あります。
この2つの神経のバランスが崩れる事で機能しなくなると、血行がわるくなったり、体温調節が上手にできなくなってしまいます。
④冷暖房が強めの部屋で長時間過ごしている
本来人間は、寒ければ体を温めようとし、暑ければ体温を下げようとします。
ただクーラーやエアコンの発達によって、体温調節をすることが減ってしまいました。
それにより、体温調節を自分で行うことが下手になり、自律神経が乱れて冷え症になりやすくなってしまいます。
⑤体にピタッとした洋服を好んで着ている
普段スキニーパンツなどのいわゆる体にピタッとした洋服を好んで着ていませんか?
細身のファッションを着る事でスタイルが良く見えますが、体にピタッとしているので血流の流れが悪くなり冷えの原因となってしまいます。
細身の洋服は毎日着るのではなく、間に1日空けるなどして体を締め付けない日を作ってあげましょう。
お風呂に入っても温まらない!冷え性さんのお風呂の入り方
冷え性の人は体を早く温めようとして、熱いお風呂に入ってしまおう!と思うかもしれません。
でも熱いお風呂に入ることだけでは、冷え性は改善しません。
体の表面だけが温まってはいるものの、お風呂を上がってからはすぐに冷めてしまいます。
冷え性の人なら体の末端や体の内側から温まりたいですよね?
そのためにはお風呂の入り方にも一工夫が必要です。
と言っても、どれも簡単なものばかりですよ。
できれば、浴室暖房機能がついているなら浴室を温めてからはいることをおすすめします。
冷え性改善には、半身浴でポカポカ
冷え性を改善するのにいいのが、低温長時間入浴です。
特に半身浴なら骨盤周りをあたためると、血の巡りがよくなってきます。
それだけじゃなく、代謝もあがり、冷えにくい体に!
寒い時期は肩まで浸かって温まりたいものですが、上半身も浸かってしまうと先に上半身が温まり下半身は温まりません。
熱は下から上へ伝わっていくものなので、体もじっくり下半身から温めていきましょう。
半身浴では、自分の知らないうちに汗をたくさんかいてしまいます。
脱水症状にならないためにもお水を入浴前に飲んでおきましょう。
《半身浴のやり方》
- 湯温は、約38度~40度の低めに設定しておきます。
お湯の温度が下がらないように入浴中もお風呂のフタは締めておきます。 - かけ湯は足元からウエストまでとします。
上半身にもかけ湯をしたいところですが、上半身はお湯につかっていないためかけ湯をしてしまうと、逆に体が冷え切ってしまいます。
かけ湯は下半身を中心にゆっくり行います。 - 上半身は水面に出し、腕はお湯にいれないようにします。
浴槽のフチ部分を持っておくか、お風呂のフタの上に置きます。
肩部分が寒い時のために入浴するときに、肩から掛けるためのタオルを持ち込んでいたほうが安心。 - 半身浴を効果的に行うための時間は、約20分~30分です。
ただし、途中で気分が悪くなった場合は、無理をせずお風呂からあがりましょう
入浴剤入りのお風呂でポカポカ冷え性改善
入浴剤を選ぶ時のポイントとして、血流の流れが良くなる
「炭酸」
「天然塩」
の物を選ぶと入浴後も体が冷えにくいです。
入浴剤がなくてもこんなものを入れてポカポカできます!
入浴剤がない!そんな場合は、
- みかんの皮
- レモンの皮
- ゆずの皮を乾燥させたもの
- すりおろした生姜
- 日本酒
などは保温効果が高まります。
みかんとレモンの皮はそのままでも大丈夫ですが、ゆずの皮を乾燥させたものやすりおろした生姜は目の細かいネットや袋にいれておくと掃除も楽。
お風呂の中で足指ストレッチ
湯上り後も足先がポカポカします♪
- 湯舟の中で体育座りをします。
- 足の甲に手を置き、足の指の間に手の指を一本ずつ挟んでいく。
- ギュっギュッと足の指・手の指に力を入れる、緩めるを繰り返す
冷え性改善!お風呂上りにさらにもうワンポイント!
寝る時に足先が冷たくて眠れない!
そんな人は、湯上りする前に足に水をかけましょう。
お風呂に入っている間に開いていた血管が収縮することで、温まった血液が閉じ込められ、湯冷めを防いでくれます。
肩や頭から冷えないように、髪の毛は早めにドライヤーで乾かすようにしましょう。
タオルドライのままだと髪の毛の痛む原因にもなります。
まとめ
さて、今回はお風呂で手軽に冷え症を改善する方法についてご紹介しました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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