ハードタイプのヘアスプレーをヘアスタイルのセットに使う時があると思います。
ただ、ハードスプレーって固める時にだけ使っていませんか?
実は固める以外にも髪の毛のボリュームを出したり、抑えたりにも使えるんです!
今回は、ハードタイプのヘアスプレーの上手な使い方についてご紹介します。
いつもヘアスプレーを買ってはみたけど、いつまで経っても量が減らない、使い道がわからない…と感じている人はぜひ試してみてください。
また、ハードスプレーでガチガチに固めた後落ちない!となった時の洗い方や、白い粉が出る時の対処法もご紹介(‘ω’)ノ
目次
ガチガチに固めるだけじゃない!ヘアスプレーの特徴
ムースやワックスのみを使った時のヘアスタイルは、セットしてすぐならお好みの形になっていると思いますが、時間が経つとボリュームがなくなったり、ぺしゃんこになったりして崩れてきます。
ハードスプレーはムースやワックスと違って固定することに特化しているので、仕上げとして主に使われています。
でもハードタイプのヘアスプレーを
- 髪の毛を固める
- 仕上げのセットに使う
- 巻いた後の髪の毛をキープするため
- 逆毛を立てるため
だけに使うのはもったいないです!
実はハードタイプのスプレーは固めるだけではないんです。
ハードスプレーのもっと上手な使い方
一部分だけ固まってかっこ悪い~を改善する方法
ハードスプレーをつけすぎると、固めすぎたり、ごわついて見えるため不自然なセットになってしまいます。
たくさん一部分に吹き付けるというよりも、少しの量を全体的に使うほうが固まりすぎず自然に見えますよ。
また一部分に使うよりも、広範囲に使うほうが全体的に崩れないのでヘアスタイルを長持ちさせることができます。
毛先のみに使いたい場合の使い方
一部分のみに使うと先ほど固まりすぎて不格好になると伝えましたが、どうしても毛先だけに動きが欲しくて固めたい!
そんな時には、毛先を一つまみして束ごとにスプレーしていくと、自然な感じで毛先のみをセットすることができます。
髪の毛のボリュームを抑えたい時の方法
髪の毛の量が多い人やくせ毛の人にとっては、梅雨時期に髪の毛が広がって大変…という気持ちになったことがあるとおもいます。
そんな時には、髪の毛の内側と外側両方に軽く全体的にスプレーし、スプレーが乾くまでコームで梳かしていると髪の毛のボリュームを抑えることができます。
乾いてからコームで梳くと白い粉が出てくるので、乾くまでにしましょう。
髪の毛にボリュームを出したい時の方法
逆に髪の毛のボリュームを出したい時には、髪の毛の根元にスプレーするとボリュームを出す事ができます。
ただし、地肌にスプレーすると毛穴詰まりの原因にもなるので気を付けましょう。
ピンポイントでクセ付けしたい時に使える方法
前髪や少しハネた感じが欲しい時にスプレーを吹き付けてしまうと、量が多い場合があります。
そんな時には指3本(人差し指・中指・親指)にスプレーして、クセ付けしたい場所にピンポイントでセットするだけ。
クシャッとした無造作ヘアを作る方法
ラフな感じのクシャ髪を作りたい!そんな時には、髪の毛全体にハードスプレーを軽く吹き付けます。
次に乾かないうちに手でつかむようにしてセットすると無造作ヘアの完成。
結んだゴムやカチューシャの落下を防ぐ方法
髪の毛の滑りがよくて結んだゴムが落ちてくる場合やカチューシャが滑って落ちてくる時にもハードスプレーは使えます。
髪の毛の結び目やカチューシャをつける場所に一拭きするだけ!
ハードスプレーがゴムやカチューシャを固定してくれるので、落下を防いでくれます。
ハードスプレーで白い粉が出る時の対処法
ハードスプレーのデメリットな点は、固めた所をクシで触ったり、手で触ったりすると白い粉が出るということ。
乾いた後に手直しをしようとして触った時に粉が出てしまうと、髪の毛が汚くなりますよね。
粉を出さずに手直しをする方法は、必要な部分だけを少し濡らすだけ!
濡らした部分が柔らかくなり、手直しができるようになります。
ハードスプレーが落ちない時の洗い方のコツ
ハードスプレーを使った後って、触るとゴワゴワしているし、ブラシも通らない感じですよね。
いつも通りにシャンプーしたとしても、なんかごわつき感が残っているような…
ハードスプレーを使った後の洗い落とし方はどうすればいいのかというと、
- たくさんのお湯を使って固まった部分をまずはほぐす
- 手櫛で髪の毛を梳きながらスプレーをかけた部分をほぐす
- 普段よりも多く取ったシャンプーを泡立てて、丁寧にもみ洗いする
- 必要なら2度洗いする
これでかなりガッチガチに固めていない限りは落ちますよ。
ガチガチに固めている場合は、①のすすぎの段階で柔らかくしておくことがポイントです。
ヘアスプレーを使う時の注意点
*髪の毛から30センチは離して使う
ハードスプレーを使う時に気を付けなければいけないのが、スプレーを地肌に直接かける事です。
頭皮にハードスプレーを使うと毛穴にハードスプレーの成分が入り込んでしまうので、老廃物が毛穴から出てこれずに溜まってしまいます。
汚れが溜まってしまうと髪の毛の抜けや栄養が行きわたらないので切れ毛の原因にもなってしまいます。
ヘアスプレーを使う時には、ハードスプレー等問わずに頭皮に直接つけるのはやめて、髪の毛から30㎝くらい離して使いましょう。
*ヘアアイロンを使う場合は、スプレーの前!
ハードスプレーを使う時は、ヘアアイロンやコテを使った後の仕上げに使います。
ハードスプレーを使用した後にヘアアイロンやコテを使うと髪の毛がカリカリになってしまうし、髪の毛に余計なダメージを与えてしまいます。
ハードスプレーで少し濡れている状態なら高温のアイロンで挟むことで、髪の毛が焼けてしまうのでさらに傷み度はアップしますよ。
*火器の側では使わない
ヘアスプレーは高圧ガスを使っている可燃性の商品です。
ストーブやコンロの近くで使うと、火炎放射器のようになって火事やヤケドを負ってしまうのでかなり危険です。
それに火元や電気ストーブなどの近くにスプレー缶を置いておくと、缶が爆発する可能性があります。
40度以上になりそうな場所には絶対に置かないようにしましょう。
まとめ
さて、今回はハードスプレーのもっと上手な使い方についてご紹介しました。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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